対ニジェール無償資金協力 令和元年度「食糧援助」及び「灌漑稲作振興のための農業水利整備公社機能強化計画」署名式(2019年10月4日)
令和元年10月7日
署名の様子 |
公文交換の様子 |
本使スピーチ |
10月4日,ニジェール共和国の首都ニアメ市において,倉光大使と,ニジェールのディアロ・アミナ・ジボ外務・協力・アフリカ統合・在外ニジェール人省外務事務次官との間で,日本産のコメの購入に充てられる限度額を3億円とする令和元年度無償資金協力「食糧援助」及び灌漑農業基盤整備維持管理に必要な機材整備に充てられる限度額を11億9,400万円とする令和元年度無償資金協力「灌漑稲作振興のための農業水利整備公社機能強化計画」に関する交換公文への署名・交換が行われました。
食糧援助は,ニジェールの食糧不足の改善に役立つ他,不足する外貨を支援するという側面も持っています。また,食糧の販売により積み立てられた資金は,日本政府とニジェール政府の協議を通じて,農業,教育,保健等の様々なプロジェクトに活用されています。
我が国は,2019年8月に開催した第7回アフリカ開発会議(TICAD7)において,持続可能で強靱な社会の深化及びコメ増産を含む農業の振興への取り組みを表明しており,この計画はニジェールにおける同表明の具体的取組に位置づけられるものです。