平成27年度対トーゴ無償資金協力「カラ橋及びクモング橋建設計画」引渡式(2019年11月28日)

令和元年12月2日
 

本使スピーチ
 

ニャシンベ大統領との握手
 

テープカットの様子

 

クモング橋渡り初め

 
11月28日,トーゴ共和国のクモングにおいて,倉光大使は,ニャシンベ大統領隣席の下,カサ=トラオレ・インフラ・運輸大臣をはじめとする多数の閣僚とともに,平成27年度対トーゴ無償資金協力「カラ橋及びクモング橋建設計画」に係る引渡式に出席しました。
本案件は,トーゴの南北のヒト及びモノの流通の改善を目的としており,主要幹線道路である国道1号線の代替道路となる国道17号線の物流の効率化を強化するものです。カラ橋及びクモング橋建設の改善により,これまで市場にアクセスすることのできなかった貧困農民の収入獲得にも繋がり,貧富の差の改善にも貢献することが期待されます。
近年,地域統合を目指す多くの取り組みがあるなか,日本は「西アフリカ成長リングマスタープラン」の策定を支援しており,カラ橋及びクモング橋建設は,右マスタープラン実現における重要プロジェクトの一つであり,トーゴ政府が進めるロメ港とブルキナファソ国境を結ぶトーゴ・ロジスティック回廊の整備にも合致するものです。