「コートジボワール国境周辺地域における治安強化及び社会統合の促進支援」ティエフィンゾ国境ポスト引渡し式
令和2年5月29日
本使スピーチ |
ディオマンデ治安・市民保護大臣スピーチ |
ティエフィンゾ国境ポスト全景 |
シンボルキーの贈呈(左端ガウス・トゥレ稲作振興大臣、右端マリア・シュラムIOM現地代表)
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5月29日,倉光駐コートジボワール日本国大使は,ディオマンデ治安・市民保護大臣,トゥーレ稲作振興大臣,マリナ・シュラム国際移住機関(IOM)コートジボワール代表とともに,コートジボワール北部マリ国境に位置するフォロン県ティエフィンゾ地区において,「コートジボワール国境周辺地域における治安強化及び社会統合の促進支援」により建設された国境ポストの引渡し式に出席しました。
当日は,新型コロナウィルス感染予防の配慮をしつつ,多くの地域関係者や住民が式典に参加し,国境ポストの完成を祝福しました。
本計画は,約5億7千万CFAフラン(1億1200万円)を日本政府がIOMに拠出し,昨今の世界的なテロの危険姓の拡大に対処し,コートジボワール国内の治安を保つことを目的と実施されました。ティエフィンゾは,マリとの国境に位置し,二国間の人の移動と物資の流通において戦略的に重要であることから,国境ポストの建設地として選択されました。また,本プロジェクトにおいては,国境ポストの建設に加えて,地域住民と治安当局との間に信頼関係が醸成される取り組みも行われました。これらの取り組みにより,国境管理能力が高まり,地域の平安が保たれることが期待されます。