日本信託基金「トーゴにおける子宮頸がん検診と管理のスケールアップ」キックオフセレモニー

令和2年8月7日

本官スピーチ

 

ベルナール・バギランヌ・ドゥアギベ
シルバヌス・オリンピオ大学病院産婦人科長スピーチ
アビレ・カジ・トーゴ家族福祉協会代表
スピーチ
 

会場の様子

 
 7月30日、石田駐トーゴ日本国臨時代理大使は、ロメで行われた日本信託基金「トーゴにおける子宮頸がん検診と管理のスケールアップ」のキックオフセレモニーに、アビジャンからオンラインで参加しました。同式典には、石田臨時代理大使のほか、ベルナール・バギランヌ・ドゥアギベ・シルバヌス・オリンピオ大学病院産婦人科長及びアビレ・カジ・トーゴ家族福祉協会代表が参加しました。
 
 日本信託基金「トーゴにおける子宮頸がん検診と管理のスケールアップ」(事業費約7000万CFAフラン(約1400万円))は、国際家族計画連盟(IPPF)を通じて、トーゴ家族福祉協会が実施を担当しています。本事業は、2017年~2019年に実施された「HIVとともに生きるトーゴ女性へのHIV/エイズと子宮頸がんの統合ケアの提供」の継続事業に位置づけられます。本事業は、2年間の予定でロメ、アタパメ、ソコデ及びカラにて実施され、5万人の女性に対する子宮頸がんとその予防に関する啓発活動、1万5千人の女性に対する子宮頸がん検診及び予防サービスの提供及び15人の保健サービス提供者の能力強化・育成が行われる予定です。ベルナール・バギランヌ・ドゥアギベ・シルバヌス・オリンピオ大学病院産婦人科長は、本事業が、「子宮頸がん予防管理戦略計画(2017-2022)」の目的に完全に合致するものであり、保健省として本事業が成功裏に終わるよう努力することを惜しまないとし、日本に対し謝辞を述べました。