西アフリカ諸国に対する新型コロナウイルス感染症対策を含む公衆衛生危機への対応能力向上のための支援(無償資金協力に関する書簡の交換)

令和3年8月5日
署名の様子
 
公文交換の様子
 
本使スピーチ
 
集合写真
 

 8月5日、コートジボワール内務・治安省において、ディオマンデ内務・治安大臣臨席の下、倉光秀彰駐コートジボワール日本国特命全権大使と先方シュラム・マリナ国際移住機関(IOM)コートジボワール事務所長との間で、供与限度額5.44億円となる無償資金協力「新型コロナウイルス感染症を含む公衆衛生危機に対応するための国境管理能力向上計画(IOM連携)」に関する交換公文の署名及び書簡の交換が行われました。

 本協力は、IOMを通じて、ガーナ、コートジボワール、トーゴ、ブルキナファソ及びベナンの西アフリカ5か国に対して、同地域の主要国際経済回廊である西アフリカ「成長の環」上に位置する6か所の国境において、新型コロナウイルス感染症対策を含む公衆衛生基礎施設及び関連機材等を整備することにより、国境手続きに関わる人々の保健・衛生面での安全性の強化を図るものです。本案件の実施促進はJICAが行う。

 我が国は、2019年8月に開催したTICAD7において、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)拡大とアフリカ健康構想の推進を表明しており、この協力は同表明を具現化するものです。