注意喚起:コートジボワールにおけるエボラ出血熱の状況について
令和3年8月23日
1 報道によれば、19日、世界保健機関(WHO)は、14日、アビジャンでエボラウイルスの検査で陽性となった若いギニア人女性とこれまでに49名の接触を確認していることを発表しました。 陽性となった若いギニア人女性は、先週、ギニアのラべから1,500km離れたコートジボワールの最大都市アビジャンに陸路で移動したということであり、また、WHOの専門家によると、49名の接触者の連絡先を既に特定しているとのことです。 今後の最新情報の入手に努め、感染者が発生している地域には近づかないようにし、感染者又は感染の疑いがある人との接触は避けてください。
2 コートジボワール政府は、今回のエボラ出血熱発生を受けて、これまでに 〇 エボラ出血熱の地域参加型サーベイランスの再開 〇 陽性者の追跡 〇 注意喚起、予防、診断、陽性の場合の措置の徹底 〇 医療従事者や接触者等へのワクチン接種 〇 出血熱の診断及び措置に関する指示の遵守 〇 新型コロナウイルスと同様の感染症予防対策をエボラの場合にも徹底 〇 ギニアとの国境管理の協力 〇 国際保健規則(ISR)の適用 等の対策を執ること発表しています。
3 エボラ出血熱 エボラ出血熱は、エボラウイルスが引き起こす、致死率が高い極めて危険な感染症です。患者の血液、分泌物、排泄物などに直接触れた際、皮膚の傷口などからウイルスが侵入することで感染します。ヒトからヒトへの感染は、家族や医療従事者による患者の看護や葬儀の際の遺体への接触を通じて起きることが報告されています。 日常生活においては、握手などによる接触を避け、また、手洗いの励行により、感染予防が可能です。 現在、予防のためのワクチンの臨床試験が世界的に進められていますが、治療は対症療法が基本となります。潜伏期間は2日から21日(通常は7日程度)で、発熱・悪寒・頭痛・筋肉痛・食欲不振などに始まり、嘔吐・下痢・腹痛などの症状があります。更に悪化すると、皮膚や口腔・鼻腔・消化管など全身に出血傾向がみられ、死に至ります。 アルコール消毒や石けんなどを使用した十分な手洗いを行うとともに、エボラ出血熱の患者(疑い含む)・遺体・血液・嘔吐物・体液や動物に直接触れないようにすることが重要です。
詳しくは下記のリンクもご参照ください。
なお、今回のエボラ出血熱発生を受けた、日本人のコートジボワール出入国、日本帰国時の免疫措置に特別な措置は執られていませんが、状況は今後も変わりうるので最新の情報を入手するよう努めてください。
(参考) 〇外務省海外安全ホームページ https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2021C119.html
○厚生労働省検疫所 https://www.forth.go.jp/topics/2020816.html http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name48.html
○国立感染症研究所:「エボラ出血熱とは」 https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/342-ebola-intro.html
コートジボワールにおいては新型コロナウィルスの感染拡大は依然として収束していないことから、コートジボワールに入国、若しくは出国される際は、当館にご一報いただきたく、よろしくお願い申し上げます。
このメールは在留届・たびレジにて届けられたメールアドレスに自動的に配信されております。
【連絡先】 在コートジボワール日本国大使館(トーゴ、ニジェールを管轄)
大使館代表:(225)27 20 21 28 63(内線111)
Eメール :consulat@aj.mofa.go.jp
2 コートジボワール政府は、今回のエボラ出血熱発生を受けて、これまでに 〇 エボラ出血熱の地域参加型サーベイランスの再開 〇 陽性者の追跡 〇 注意喚起、予防、診断、陽性の場合の措置の徹底 〇 医療従事者や接触者等へのワクチン接種 〇 出血熱の診断及び措置に関する指示の遵守 〇 新型コロナウイルスと同様の感染症予防対策をエボラの場合にも徹底 〇 ギニアとの国境管理の協力 〇 国際保健規則(ISR)の適用 等の対策を執ること発表しています。
3 エボラ出血熱 エボラ出血熱は、エボラウイルスが引き起こす、致死率が高い極めて危険な感染症です。患者の血液、分泌物、排泄物などに直接触れた際、皮膚の傷口などからウイルスが侵入することで感染します。ヒトからヒトへの感染は、家族や医療従事者による患者の看護や葬儀の際の遺体への接触を通じて起きることが報告されています。 日常生活においては、握手などによる接触を避け、また、手洗いの励行により、感染予防が可能です。 現在、予防のためのワクチンの臨床試験が世界的に進められていますが、治療は対症療法が基本となります。潜伏期間は2日から21日(通常は7日程度)で、発熱・悪寒・頭痛・筋肉痛・食欲不振などに始まり、嘔吐・下痢・腹痛などの症状があります。更に悪化すると、皮膚や口腔・鼻腔・消化管など全身に出血傾向がみられ、死に至ります。 アルコール消毒や石けんなどを使用した十分な手洗いを行うとともに、エボラ出血熱の患者(疑い含む)・遺体・血液・嘔吐物・体液や動物に直接触れないようにすることが重要です。
詳しくは下記のリンクもご参照ください。
なお、今回のエボラ出血熱発生を受けた、日本人のコートジボワール出入国、日本帰国時の免疫措置に特別な措置は執られていませんが、状況は今後も変わりうるので最新の情報を入手するよう努めてください。
(参考) 〇外務省海外安全ホームページ https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2021C119.html
○厚生労働省検疫所 https://www.forth.go.jp/topics/2020816.html http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name48.html
○国立感染症研究所:「エボラ出血熱とは」 https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/342-ebola-intro.html
コートジボワールにおいては新型コロナウィルスの感染拡大は依然として収束していないことから、コートジボワールに入国、若しくは出国される際は、当館にご一報いただきたく、よろしくお願い申し上げます。
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【連絡先】 在コートジボワール日本国大使館(トーゴ、ニジェールを管轄)
大使館代表:(225)27 20 21 28 63(内線111)
Eメール :consulat@aj.mofa.go.jp